タイピングが上達しない人の特徴
パソコンやスマートフォンで文字を入力する「タイピング」。仕事や普段の生活で毎日のように使うので、「もっと速く打てるようになりたい!」と思う時もあるでしょう。
でもタイピングがなかなか上達しない人には、練習の量だけでなく「手の動かし方」や「練習への向き合い方」に共通する特徴があるのです。ではこちらの内容からご説明していきましょう。
キーボードをじっと見ながら叩いている
上達が止まってしまう一番大きな特徴が、「文字を打つ時に、ずっと手元を見ていること」です。
手元を見ながらだと、最初は確かに間違えずに打てるので安心感があるでしょう。でもこれだと「目でキーを探して、そこを指で押す」という仕事を目が毎回するため、いつまで経っても文字の配置が頭と指に馴染みません。
「画面を見て間違えるのが怖いから、どうしても手元を見てしまう」との思いも。でも手元を見ていると、画面で間違えたことに気づくのが遅れるので、消して直す手間が増えます。
また首が下を向くので疲れやすくなり、結果としてスピードが上がらなくなってしまうでしょう。
決まった指を使わずいつも「1〜2本の同じ指」だけで打っている
キーボードを打つ時、人差し指や中指など、自分の「使いやすい特定の指」だけでトントンと叩いている人もいます。
いわゆる「一本指打法」に近い状態でしょう。確かにその指だけを極めれば、ある程度までは速くなりますが、すぐに限界がやってくるでしょう。
1本の指がキーボードの端から端まで、大忙しで移動しなければならないからです。「この指で打つ方が今は楽だし速い」と、ついつい自己流で続けてしまう場合もあるでしょう。
タイピングには「この文字はこの指で押す」という親切なルールがありますが、これを使わないと手のひら全体が常に激しく動き回ることになります。その結果、無駄な動きが増えて指が疲れて打ち間違いも多くなってしまうでしょう。
スピードばかりを気にして打ち間違いが多いまま進む
タイピングの練習は、とにかく「カタカタカタ」と小気味よく速く打つことだと思っている人に多い特徴です。
もちろん速さは大事ですが、「たくさん間違えるけれど勢い任せに速く打つ」という練習をしていると、なかなか上達しません。
間違えるたびにバックスペースを連打してやり直すことになるので、トータルの時間がかなりかかってしまいます。
「速く打てるとカッコいいから、つい急いでしまう…」と、気持ちが焦って空回りしがちでしょう。
タイピングは「間違えないで正確に打つこと」を繰り返すうちに、指が場所を覚えて結果として勝手にスピードが上がっていくものです。
最初から速さばかりを追い求めると、間違った指の動かし方の悪いお手本が染み付いてしまう原因になるでしょう。
タイピングが上達しない時にすべきこと

タイピングの練習をしていて、「なかなか速くならないな」「どうしても間違えちゃう」と壁にぶつかってしまった時は、とてももどかしい気持ちになりますよね。
でも練習の「やり方」を少し変えてみるだけで、驚くほど上達するのが可能です。ではこの内容を詳しくお伝えしていきましょう。
速度を10分の1に落として「絶対に間違えないスピード」で打つ
なかなか上達しない時は、無意識のうちに「カッコよく速く打とう」と焦ってしまっていることが多いです。
一番大切なのは1文字も間違えずに、ゆっくりリズミカルに打つことでしょう。いつものスピードを10分の1にするくらい、思いっきりゆっくり打ってみてください。
「間違えてバックスペースを押す」という無駄な動きをゼロにすることが、実は一番のタイピングの上達の近道です。
間違えずに打てると、脳と指が「正しいボタンの場所」をスムーズに覚えてくれるでしょう。正確さが身につけばスピードはあとから勝手に付いてきます。
間違えても絶対に手元を見ず「画面だけ」を見る
手元を見ないで打つは上達のための最大の関門です。最初はボタンの位置が分からなくて不安になり下を向いてしまいますよね。
でも上達が止まった時こそ、「何があっても絶対に手元を見ない」と心に深く決めるようにしましょう。
画面だけを見つめて、指の感覚だけで「このへんかな?」と探して押してみてください。もし間違えたら画面を見たまま消して、もう一度画面を見たまま打ち直します。
どうしても手元が見たくなってしまう時は、キーボードの上にタオルをふんわりとかぶせて、自分の手を隠して練習するのもおすすめでしょう。指先に「自分で場所を探させる」と、指の記憶力が一気に目覚めます。
「ホームポジション」に指を置くことを確認する
タイピングには、それぞれの指をお留守番させておく「基本の家」が決まっています。これが「ホームポジション」です。キーボードの「F」と「J」のボタンを触ると、小さな突起がついていますよね。
上達しない時は、打っているうちに指がこの突起から離れてしまい、あちこちのボタンを叩いている状態になっています。
1文字打つたびに、あるいは一呼吸置くたびに、左手の人差し指を「F」、右手の人差し指を「J」の突起に戻す癖をつけてください。
「基本の場所から出発して、文字を押したらすぐに家に戻る」。このルールを徹底すると、指がボタンまでの距離を一定に覚えられるため、打ち間違いが劇的に減っていくでしょう。
まとめ
タイピングが上達しない人の特徴には様々なものがあります。少しの工夫でスキルを上げることは可能なので、諦めずに毎日短時間でも練習を続けていきましょう。