パソコンの壁紙を変えると効率がアップする可能性について
自宅のパソコンの壁紙にペットの写真、好きなアーティストの写真などを使っている人は多いですよね。それと同様に、会社のパソコンの壁紙を変えることは次のようなメリットがあると考えられます。
モチベーションアップ
仕事のツールとしてパソコンを使うよりも、少しだけ自分のテイストがアピールされた状態のほうが、働く人のモチベーション向上につながりやすいと考えられます。
たとえばデスクの上に観葉植物を飾り気分転換するようなことと同じで、パソコンの壁紙が好きな画像なら、疲れた時や忙しい時の気分の入れ替えにもなりそうですよね。
コミュニケーションの機会が増える
会社のパソコンの壁紙を変えることで、隣のデスクの人との会話が増えたり、コミュニケーションのきっかけになったりすることも想定されます。「その画像の海はどこなの?」「綺麗な色の画像ですね」など、他愛ない会話をすることで会社全体が居心地のよい場所になる可能性があります。これにより作業がスムーズになることもあるでしょう。
会社の印象がアップする
スーツでなくカジュアルな服装で出勤できるオフィスも増えているように、最近では堅苦しい会社よりも自由で柔軟な空間があるほうが好印象を与えやすくなっています。
パソコンの壁紙も好きな色や画像に変えられる会社は、社外の人に対してもよい印象を与え、皆が心にゆとりを持って働ける環境になるでしょう。
会社のパソコンの壁紙を変えるのは賛否両論?
パソコンがないと仕事に大きな支障が出る時代。どの職場にも必ずあるパソコンですが、自分が使うものなら壁紙を変えても大丈夫ではないか?と思うこともあるでしょう。
しかしルールは会社によって異なるようです。もし特別なルールがない場合は、次のポイントを意識して判断するようにしましょう。

まずは会社の規定をチェックする
会社のパソコンの壁紙を変えていいのかどうか、まずは会社のパソコン管理規定などのルールを確認しましょう。就業規則などで仕事に関するルールが会社ごとに決まっており、パソコンの利用に関する注意点も定められている場合がありますので、その際は規定に従うこと。
社員は会社と労働契約を行っており、労務提供する立場です。就業時間中に仕事に専念しない行為は処罰の対処になることも考えられるので、どうしても壁紙を変えたい場合は必ず承認してもらいましょう。
会社によってルールは違う
会社のパソコンの壁紙を変えるのは、会社によって受け止め方が若干異なりますので、特別規定を定めていない場所も少なくありません。壁紙くらいならいいだろう…という場合もあれば、仕事用なのでNGと考えるところもあり賛否両論。ほぼ利用者のモラル的な判断に任されるケースもあります。
会社のパソコンは仕事のために貸与されたもの
壁紙を変えていいか迷った時に考えたいポイントは、会社のパソコンは仕事用に貸与されているものであることを念頭に置いておきましょう。一般的に認識されているのは、会社のパソコンは業務以外では使わないということ。
画像をダウンロードする行為がネットの個人的な利用とも受け止められますので、わからない時は壁紙設定の変更をしないほうが安心です。
会社のパソコンの使用範囲について
会社のパソコンをどこまで私的利用できるか気になった時は、まず会社の規則を確認しましょう。それでもわからない場合は、上司や先輩に確認することも方法に。一般的には次のような使用範囲や理由があります。
私的利用できない理由
会社のパソコンを使って、個人的な目的でレストランやホテルの予約をするといった使い方はできません。その理由は仕事に専念していないと解釈されるためで、就業時間中にテレビを見るようなこと。
また会社独自のセキュリティも関係しますので、ウイルス対策としてインターネットで怪しいサイトの閲覧をされては困ることも理由に。社内ネットワークが整備されていますので、円滑に業務を行うためにも私的利用が制限されているのです。
パソコンに関する注意点
会社のパソコンでやってはいけないのは、基本的に仕事と関係のないことです。またパスワードの扱い方も慎重に行い、誰もが見える場所にパスワードを書いたメモを貼るといったことも避けましょう。
休憩する場合も、画面は開いたままにしないこと。社外の人がよく出入りする環境なら特に注意が必要ですね。
まとめ
会社のパソコンの壁紙は、上司が家族の写真に変えているから大丈夫だろう…と判断するケースもあるかもしれません。仮に画像変更ができる職場でも、マナーのある画像に設定することは意識しておきたいですね。