それ、本当に自分に合っていますか? テレワークが快適になるキーボードの選び方
職場環境
コロナ禍により一般的となったテレワークですが、働き方改革の風潮もあり、コロナ禍が終わっても新しい働き方としてさらに定着・浸透していくと考えられています。 テレワークに欠かせないものといえばパソコンですよね。 とりわけ、長時間文字入力をする仕事であれば、使いやすいキーボードは不可欠です。 ここでは、テレワーク時間が快適になるキーボードの選び方についてお話ししていきたいと思います。
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キーボードの選び方

手が疲れにくくタイピングしやすいキーボードを選ぶ

テレワークは会社にいるときと違い、上司や部下、同僚との関わりや電話応対をする機会が必要最小限となるため、席を離れたり中断したりする回数が減り、自然と作業を長時間黙々と続けることになります。

つまり、キーボード選びで大切なのは、自分にとってタイピングしやすいものを選ぶということです。


選ぶ主なポイントは、


・キーの打鍵感が軽い

・キーストローク(押す深さ)が浅い


の2つですが、数字を多く打つ仕事をしている人であれば、テンキー付きのキーボードを選ぶことも大切です。

デスク周りのスペースを考慮してキーボードを選ぶ

外付けキーボードの接続方式には有線と無線がありますが、デスクが狭く、作業スペースをできるだけ広く確保したいという場合には、Bluetoothで接続する無線のタイプのほうがおすすめです。

デスクにディスプレイと有線キーボードとマウスを置いたらもういっぱいいっぱいという場合でも、無線タイプのキーボードにすれば、電波が届く範囲内でレイアウトが自由になるので便利ですよ。


無線キーボードは動作が不安定でどうも……という方でも、テンキーなしの有線キーボードを選ぶことで省スペース化が実現できます。

数字を多くタイピングする仕事だと不便ですが、通常の文字入力がメインであればほぼ問題ありません。

静音性の高いキーボードを選ぶ

何人もの人がパソコンを使用している会社にいるときはさほど気になりませんが、自宅でパソコンを使ってみると、意外とタイピングの音が大きいことに気づいたという方も多いのではないでしょうか。

よほど広い家でもない限り、夜間などの静かな時間帯だと隣の部屋からでも普通に聞こえてきますよね。


家に一人でいるときはいいのですが、同居の家族もテレワークやオンライン授業で在宅、という場合には、あまりにも大きなタイピング音は周りに迷惑をかけることになってしまいます。

そんなときは、静音性の高さをセールスポイントとしているキーボードを選ぶのがおすすめです。

キートップにラバーカップがついているなど、タイピング時に起こる接触音を減少させる工夫がなされています。

水抜き穴のついたキーボードを選ぶ

パソコンユーザーにありがちなのが、飲んでいたコーヒーなどの液体をキーボードの上にうっかりこぼしてしまうことですよね。


こんなときのために、本体裏面に水抜き穴のあるキーボードを選ぶのも一案です。

水抜き穴があればそこから液体が排出されるので、比較的壊れにくいというメリットがあります。


丸洗い可能なキーボードであれば、汚れるごとに水洗いできるので、常に清潔に保てます。

無線キーボードのメリット・デメリット


先ほども述べましたが、無線キーボードには、


・コードレスでデスク周りがスッキリする

・電波が届く範囲内であれば位置を気にせず自由にレイアウトできる

・持ち運びにも便利

・スマホやタブレットなど複数のデバイスと接続できる


などのメリットがありますが、その一方で、


・動作が不安定になりがち

・充電が面倒

・パソコンによってはBluetoothに対応していない機種がある


などのデメリットもあります。

確かに、いちいち充電するのは面倒ですよね。

そんなお悩みは、電池式の無線キーボードを選ぶことで解決します。


いざ使おうとしたら充電切れだったというとき、充電式の場合は、出先で充電ができる環境になかったり、使えるようになるまで充電を待ったりしなければならないのに対し、電池式なら、予備の電池を持ち歩いていさえすれば、電池を交換してすぐに使えます。


通常の使い方であれば、電池交換は年に1〜2回で済むのでコスパも悪くありません。

おわりに

テレワークで長時間のパソコン作業に使用するキーボード選びは、仕事のスピードやクオリティ、モチベーションにも大きな影響を与えます。

キーボードを選ぶ上で最も大切なのは、やはり「いかに自分にとって快適に使えるか」だと思います。

デスク上でとられるスペースの大きさはもちろんのこと、打鍵感が好みではなくやる気が出ない、キー間隔やキーストロークが自分の運指に合っていないためミスタイプが多く疲れを感じやすい、集中できなくてすぐ休憩モードに入ってしまいがち、という状況にあるのだとしたら、いま一度、本当に自分に合うキーボードを選び直す必要があります。


多少値段が張る買物だったとしても、自分が理想とする快適な環境で効率よく仕事ができればいずれ元が取れる、と考えてみてもいいのではないでしょうか。

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