使用頻度や種類によって異なることも
毎日どのぐらいの時間使用するかによって、パソコンの寿命が変わる場合があります。例えば夫婦二人で1台のパソコンを使用している人と、家族四人で1台のパソコンを使用するなどのケースもあるでしょう。平均寿命に対して見ていきます。
二人以上世帯のパソコンの平均寿命
二人以上世帯のパソコンについては、大体6年ほどと言われています。故障が理由で買い替えている人はかなり多いでしょう。
このため6年以上パソコンが故障をせずに、問題なく動いていたとしたら平均寿命を超えたということになるのです。
使い方や機種などによってもどのぐらいもつのかは変わってくるので、長くもたせたい思いを持つ場合にはポイントを押さえておくようにしたいですね。
パソコンの部品について
例えば故障をしたとしても、部品がないので買い替えるしかないというケースもあるでしょう。
これについてはパソコンメーカーが保有している期間によるのです。本来は6年程度と思っておくようにしましょう。
故障をした時でも、この期間内であれば修理をして直すことが可能かもしれません。でも部品に対しての保有期間が終了することにより、メーカーには部品がなくなるので修理できなくなってしまうケースが多いのです。
ノートパソコンとデスクトップにより寿命が異なる
ノートパソコンの平均寿命は約3~5年と言われています。長く使用をしていくと、HDDやSDDが消耗をするのでもたなくなってくるでしょう。
使用頻度や使い方によっても差が出てきます。メンテナンスをすることにより、長く使用ができる可能性もあるでしょう。
デスクトップパソコンの場合はHDDを搭載しているタイプは約5年、SSDを搭載している場合には10年以上と言われています。
ノートパソコンよりもデスクトップパソコンの方が寿命が長くなる理由のひとつに、熱の冷却がスムーズに進むというものがあります。そしてキーボードなどのパーツの交換がしやすいので、長くもたせることができるケースが多いでしょう。
パソコンの寿命についての判断の仕方
「パソコンが寿命かもしれない」という時には、使用を継続できなくなるかどうかの判断基準があります。こちらの内容について深く知っておくようにしましょう。

本体からの異音がする
パソコンを起動した時に、ハードディスクやファンの音などがしますよね。この時の音がとても大きかったり、今までと音が変わったと思ったりする場合があります。
ハードディスクに問題が生じている時、ハードディスクの磁器ヘッドが故障して磁器ディスクに接触する際に音が出ている状態などでも異音がするでしょう。
ファンの音についても普段とは違い、カラカラというような音がした時にはファンとケーブルが接触している可能性があります。普段とは音が違うと感じたら、メーカーに問い合わせるようにしてみましょう。
電源が落ちやすい
使用していると頻繁に電源が落ちるようになる場合もあります。このため再起動を繰り返すようになるでしょう。
このケースではケーブルなどが劣化して、電圧が低下している可能性があります。もしくは内蔵ハードディスクやマザーボードが故障しているケースもあるでしょう。
使用をしていると本体が熱を持ち一定の温度を超えると、強制的にシャットダウンされるのが本来のパソコンの仕様です。
パソコンの寿命をできるだけ延ばしたいと思う時には
パソコンの寿命を延ばしたいと思う時には、いくつかのポイントを把握したうえで使用をしていきましょう。普段の使い方によっても寿命が大きく変わってきます。
結露や液体に気を付ける
寒い時期に急激な気温変化によりパソコンに結露がつくことも。もしくは飲み物を誤ってこぼしてしまうような時があるかもしれません。
このような時には水分により、パソコンが故障してしまうことが多いでしょう。結露はパソコンの電源を入れる前に拭き取るようにして、部屋の温度を温めてから電源を入れるようにしましょう。
衝撃を与えないようにする
ノートパソコンは持ち運びをする場合が多いので、衝撃を受けやすくなります。パソコン専用のバッグなどがありますので、これを使用するようにして衝撃から守るように心がけましょう。
特にハードディスクが読み書きしている時に強い衝撃を与えると、データが消えるリスクがあります。このためできるだけ丁寧に扱うことが必要になるでしょう。
まとめ
パソコンの寿命については定期的なメンテナンスをすることで、伸ばせる可能性があります。
購入をする時にOSを搭載したスペックの高いものを買うようにすると、結果として長く使えるのでお得だと感じる場合もあるでしょう。
普段からデータのバックアップを取っておくようにして、データを守るようにしておくことも必要と言えるでしょう。