タイピングで指が疲れないための対策
タイピングで指が疲れる人は、普段自分の癖や習慣を少し変えるだけで楽になる場合があります。いくつかの内容についてご説明していきましょう。
使っていない指はキーに近い高さで待機
タイピングをしている時に使わない指が高い位置にあると、負担がかかってしまうことがあります。
あまり使わない指に対しては、できるだけキーボードに近い高さで待機させるようにしましょう。
高い位置からタイピングをすることにより、使っていない指があまり休まない状態になってしまうのです。
このためタイピング音が大きくなってしまうケースもあるでしょう。普段から指が待機する時に意識してみるといいですね。
重力によりキーを打つようにする
力を入れてタイピングをすることにより、指が疲れる場合は多いです。このため力を入れずに重力を利用してキーを打つようにしてみましょう。
力を抜いてタイピングをしていくと、普段よりも指が疲れていないことを実感できるかもしれません。
特に大事な書類を作成している時や、難しいレポートを書いている時には肩に力が入ることは多いもの。
この時に指にも力を入れてしまうと、肩や首がこってしまうリスクもあるでしょう。このため力を入れるのではなく、重力に任せる形でタイピングをしていくと疲れにくくなる可能性があるのです。
押しっぱなしの時に無駄な力を入れない
パソコンのキーボードでSHIFTやCTRLなどの、押し続けて他のキーと組み合わせて使う特殊なキーがありますよね。
これらに対して、押しっぱなしにしながら打つと力が入ってしまう人もいるのです。そうすると自分では気づかないうちに、指や肩などに対して負担がかかってしまうでしょう。
このため押しっぱなしにする時には、力をあまり入れないようにして軽く押すように意識してみましょう。そうすると疲れにくくなることが期待できるのです。
タイピングでの指の疲れを軽減するには
タイピングで指の疲れを感じることが多い人は、今の環境を少し変える必要があるサインかもしれません。
では疲れを軽減させるためには、どのような行動をすることが理想的なのでしょうか。
休憩を入れるようにする
作業をしているとつい時間が経ってしまうケースも。でもできれば1時間に1回は5分から10分、パソコンから離れる時間を作るようにすることが大切です。
タイピングについてもストップをして、休憩を上手に挟むようにしたいですね。目や肩などを休めるためにも必要になるでしょう。
そして職場や学校などの場合には、立って背伸びをするだけでもリフレッシュすることができるのでお勧めです。
作業や練習にのめり込まない
作業やタイピング練習に対して、のめり込んでしまうタイプの人もいます。作業については、できるだけ早く終わらせたい思いがあるのでしょう。
でも指が疲れるようなことになると、効率が悪くなってしまうのであまり根を詰めないようにするのが重要です。
そしてタイピング練習についても、ツールを使って行うことで楽しくなりのめり込んでしまう人もいるでしょう。
でもあまり長く続けて練習をしていると、それにより指だけではなく体の様々な部分に疲れを感じるケースもあるのです。
デスクや椅子の高さを調整する
パソコンの作業をするためのデスクや椅子の高さについては、高すぎても低すぎても合わないケースが多いでしょう。
肩からストンと肘をおろしてみて、その状態で肘が90度くらいになるのが理想的です。もし深く腰掛けたとしても足や膝が90度に曲がっていると、疲れてにくくなる可能性があるでしょう。
普段の環境に対して慣れているので「このままで大丈夫だろう」と考える人もいます。でも実はタイピングで指が疲れているのは、デスクや椅子の高さが原因かもしれません。
椅子が低すぎると肘が曲がりすぎてしまい、負担がかかってしまう可能性もあるでしょう。このため調整できる椅子であれば、少し高くなるようにしてみると疲れ具合が違うと感じられるケースもあるのです。
まとめ
タイピングで指が疲れるのは、日常の中で作業をすることが多いのが理由でもありますよね。でもだからこそ成り立っていると考えると、つい酷使してしまう場合もあるのです。
ところがあまり無理をすると、後から困るようなケースもあるので早めに対策を立てるようにすることが必要でしょう。
自分にとってある程度問題がなく、快適な環境にて作業を行えるようになると、タイピングに対してもスピードアップができるようになることも。
これまでに悩んでいた指の疲れが軽減すると、作業に対しても前向きになれるでしょう。