タイピングで使う指の数が少ない
本来は10本の指で行うタイピングですが、使う指の数が少ない人はとても多いです。これがタイピングの癖になっている場合も。ではいつくつかの例について見ていきましょう。
人差し指や中指のみで入力
利き手の人差し指や中指などの1本で、入力を続ける人もいます。これがタイピングで癖になっていて、直し方が分からない人もいるのです。
例えば高齢者の人がパソコンを始めた時に、この方法のまま続けて使用しているケースもあるでしょう。
でも実際にはタイピングの癖としては、作業スピードだけではなく正確性にも関係してくるので、出来れば使える指を増やしていきたいですね。
使用していない指がある
自分にとって利き手が右手の場合は、左手をほとんど使用していないという人もいます。この場合は右手だけを動かして、左手の指を使わないパターンでしょう。自分でもこのようなタイピングの癖に対して不便とは思うのですが、右手だけを使ってきたので直せない可能性があります。
ただ職場にてこの状態でタイピングをしていると「あの人のタイピングの癖はすごいな」と思われてしまうことも。
利き手が動きすぎている
タイピングの癖としては利き手が動きすぎてしまい、例えば本来は左手の指で打つべき場所まで右手で打ってしまう人もいるでしょう。
この場合もタイピングスピードは速いかもしれませんが、効率が悪い可能性があります。でも使う指が少なくなっていると感じても、左手をどう動かすか分からない状態なのでしょう。
その他のタイピングの癖について
他にもタイピングの癖には、色々な種類があります。これが自分にとって正しいという思い込みがあったり、楽だから直せないと考えていたりすることもあるでしょう。
キーの確認をしすぎてしまう
タイピングに自信がない人は、ある程度スピードアップできる状態でも、ミスをしたくないので確認をしながら打つという場合があります。
「ここで合っていたかな…」と思いながらキーを見たうえでタイピングをすることに。これもタイピングの癖になっていて、結果として作業が終わるのが遅くなってしまうでしょう。
無理にブラインドタッチをしようとする
ブラインドタッチを無理にしようとするので、タイピングミスが続く人もいます。正確に打つことができないので、後から読み直しては修正していくパターンでしょう。
どのキーがどの場所にあるのかを覚えていないのも、この状態になる原因です。ブランドタッチを無理にやろうとして、ミスタッチばかりしてしまうのもタイピングの癖になっている場合があるでしょう。
ホームポジションではない場所に指を置いている
例えば右手が利き手の場合は、ホームポジションではなく右手が左手の動くスペースまで入っていくこともあるでしょう。
このためいつの間にか右手ばかりが動いているのです。でも左手の方が動く速度が遅いように感じるので、このままのタイピングの癖が直らないことが多いでしょう。
タイピングの癖の直し方や方法とは
タイピングの癖については「このままでも問題がない」と思っている人もいます。でも実際に職場にてとても上手にタイピングをしている人を見ると、自分のタイピングの癖に対して少し恥ずかしいと思う場面も。そうならないためにも、直し方について理解をして実践していくようにしたいですね。
タイピングする機会を増やす
ホームポジションについてある程度把握をしたうえで、タイピングする機会を増やすようにしましょう。
キーボードに触れれば触れるほど、どのキーがどこにあるのか自然に覚えられるようになります。タイピングをする中で、速度重視ではなく正確性を大切にすることを心がけるのが必要に。
そうすると段々とタイピングの癖が修復されてきて、今までよりも効率よく指や手首を動かしていると実感できるのです。
タイピング練習ツールを活用する
タイピング練習ツールには様々な種類があります。この中には速度重視のものだけではなく、正確性についても大切にしているものもあるでしょう。
こういったものを日々に取り入れるようにして、自宅だけではなくオフィスでも時間のある時に練習をするとよいですね。
タイピングの癖や習慣が直ってきて、矯正されてきたと感じるようになれるのです。
コツを掴むようにする
タイピングの癖が直らない人は、正しいタイピングのコツを掴めていない場合が多いです。これについては例えば最初は少しスピードを遅くした状態で、正確性を重視した練習をするのもよいですね。
ゆっくりと正しく打ってみようと思うことで、本当にそれができるようになるのです。
まとめ
タイピングの癖は直すことが可能と言えるでしょう。少し時間がかかる場合もありますが、すぐに改善できるケースもあるのです。